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 サークル Vol1. 更新日:2006.12.16
少年時代の夢に向かって “ベンチャーズ・ナンバー”演奏    
                 昭和のエレキ・バンド  ザ・オールウエイズ 

テケテケテケテケ・・・懐かしのベンチャーズサウンドがプロバスケットボール会場に炸裂した。11月26日に別府ビーコンプラザで熱戦が展開されたbjリーグ大分ヒートデビルズvs仙台89ERS戦のハーフタイムに「ダイヤモンドヘッド」「パイプライン」などベンチャーズの代表的ナンバーの演奏がブースターを魅了した。

バンドは大分市を拠点に活動している昭和のエレキ・サウンド出前倶楽部、The Always(ザ・オールウェイズ)の4人のメンバー。

バンドマスターでリードギターは中津留賢介さん(57)、ベースギターは大野憲一さん(55)、ドラムは宮崎典男さん(48)、サイドギターは三ノ宮耕介さん(29)がそれぞれ担当する。
ザ・オールウエイズは大分市で塾を経営する中津留さんが去年、地方公務員の大野さんと出会い“団塊世代サウンド”で意気投合したことが結成のきっかけとなった。この2人に大分市に練習スタジオを持つドラムの宮崎さんと中津留さんの塾の教え子である三ノ宮さんがメンバーに加わった。

団塊世代と団塊ジュニア世代の混成メンバーは今年の1月から3か月あまり猛練習を重ね、豊後高田市にある「昭和の町」に4月21日にオープンしたレストランの開店セレモニーで“出前演奏”のデビューを果たした。
メンバーの職業が違うため毎週、月曜日の夜だけしか練習できないが、当初50曲を目標としていた曲目のレパートリーはベンチャーズを中心に既に40曲を超えた。
ザ・オールウエイズは12月16日に大分市の「かんたん倶楽部」で激突した「ベンチャーズ」と「ビートルズ」バンド競演の“クリスマスライブ”に出演し存在感をアピールした。バンドマスターの中津留さんは「いまさらベンチャーズ?とか言われるが、好きなベンチャーズの曲を演奏することが楽しくてしようがない」と満面に笑みを浮かべた。勤務地が宇佐市の大野さんは「エレキギターの強烈な響きは地域おこしの景気づけになる」と目を輝かせて話した。

エレキギターを手にしたオジサンたちが少年時代の夢に向かって今、走り始めた。

取材/撮影/文 渡辺隆司

■リードギター・バンドマスター
 中津留賢介さん(57)


■ベースギター・マネージャー
  大野憲一さん(55)

■ドラム・練習室長 
   宮崎典男さん(48)

■サイドギター・ディレクター
  三ノ宮耕介さん(29)

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