生活設計ナビVol2.退職前後は何をする？【団塊世代応援サイト-５０＋おおいた-フィフティプラスおおいた】

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生活設計ナビ Vol3.（下郡恵美子の生活設計ナビVol.2）	更新日：2007.2.7



さあ、いよいよ退職目前です。毎日送別会で忙しい？？退職金の計算はしてみましたか？それから・・・退職後の生活はどのように考えていますか？奥様との旅行、車を買い換える、しばらくゆっくりする、引き続き働く、個人で事業を立ち上げる・・など計画は夢いっぱいの頃でしょう！　すでに退職している人の感想は「現実は厳しい」という声が多いようですが・・・

§　さあハローワークへ　§

退職したら、すぐにハローワークに失業給付の手続き（求職の申し込み）に行きましょう。６５歳未満で退職した人の場合、退職の理由により、基本手当をもらえる日数が決まります。

　　　　　一般の退職者（定年や自己都合）

被保険者であった期間	給付日数
１０年未満	９０日
１０年以上２０年未満	１２０日
２０年以上	１５０日

＊基本手当日額（18.8.1～19.7.31適用）
　　４５歳以上６０歳未満　　７，８１０円
　　６０歳以上６５歳未満　　６，８０８円
＊倒産・解雇などによる場合は、年齢・被保険者
　　期間により、最高３３０日となっています。

失業給付と年金受給　どっちがお得！

　昭和２８年４月１日以前生れの男性、３３年４月１日以前生れの女性で受給資格期間を満たし、厚生年金に１年以上加入していれば、６０歳で年金を請求・受給できます。ただし、雇用保険の失業給付と同時に受給することはできません。
　年金額を退職前に社会保険事務所で調べておきましょう。たいていの場合、失業給付の方が有利な場合が多いようです。また年金は課税所得ですが失業給付は非課税所得です。

退職時６０歳未満なら国民年金に加入

退職後１４日以内に市町村の国民年金窓口で手続が必要。保険料が支払えない場合は、免除申請を！

健康保険はどうすれば？

　①国民健康保険に加入する
　②退職前の健康保険で「任意継続被保険
　　者」になる
　③家族の扶養になる

などの方法がありますが、保険料を比較して
決めましょう。（会社の担当に聞く、市町村の国民健康保険料を調べるなど）
　なお、収入によっては、家族の扶養になれない場合があります。

下郡　惠美子さん

　　　　＝大分市在住＝

県内の金融機関を定年退職し

ＦＰ（ファイナンシャルプランナー）として活躍中。

教育訓練給付制度を活用しよう！

　厚生労働大臣指定が指定した講座を受講すると支払った経費に対して給付金が支給されます。
　条件は
　　①雇用保険の加入期間が
　　　　　　　　　３年以上（２０％）
　　②　　　〃　　５年以上（４０％）
　　③在職時または退職後１年以内に開始
　　④講座修了後、１ヵ月以内に受給申請
　　⑤申請は、１講座のみ
　
　受講できる講座は！たくさん！ある
　パソコン、資格講座などたくさんあります。受講前に必ず公共職業安定所で確認してください。

取材／　渡辺隆司

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