第3回「団塊サミットin丹沢」が12月2日と3日に神奈川県秦野市で開かれ、団塊世代のパワーで地域を創造していくといったメッセージが採択された。
「団塊サミットin丹沢」は1947年〜49年に誕生した全国で約700万人いる団塊世代の大量退職が始まる2007年を直前に、団塊世代の具体的な“地域デビュー”を模索しようと開かれた。
サミットには“団塊人“や関係者300人余りが参加。基調講演では、元民放アナウンサーでクリエイティブ・シニア社長の残間里江子(ざんま りえこ)さんが立ち上がれ、団塊人よ!と題して講演し、「ここ2〜3年以内に今までの“お年寄り”とは明らかに違う意識を行動で示すべきだ」と参加者を激励した。
分科会では「新しい公共」と担い手、緑と農の元気づくり、地域創造と団塊の地域デビューの3つのテーマに分かれ議論が交わされた。
また全体会・シンポジウムでは団塊世代よ、セカンドライフをどう生きる!をテーマにパネリストが発言した。この中で、北鎌倉湧水ネットワーク代表の野口稔(のぐち みのる)さんは「楽しみをベースに、地域創造と団塊世代の地域デビューを果たしてほしい」と熱く語った。
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