“森進一郎さんと盧 佳世（の・かよ）さん”音楽交流
エフエム大分・「ハイカラ食堂」４/１９日（木）１９：００〜放送
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初代、南こうせつとかぐや姫のメンバー、森進一郎さん（５７）が大分市にある自身が経営する府内フォーク村「十三夜」で今、「かたち」という曲を歌っています。
この曲は川崎市出身のシンガーソングライターの盧佳世さんが作曲した曲です。
←森進一郎さん（５７） |
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彼女と親しい「おおいた団塊くらぶ」幹事の猪口恒有氏（５８）の勧めで、森さんが「すばらしい曲なので歌っていいですか？」と盧さんに頼んで承諾してもらい、森さん流に歌い上げています。
←盧佳世さんの「かたち」を勧める 猪口恒有さん（５８）
今年1月２０日 |
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盧さんから送ってもらった譜面を今年１月２０日に手にして、ギターを爪弾き歌いこむこと１８日間・・。
２月７日に初めてお客さんの前で熱唱しました。お客さんから大きな拍手がおくられ、森さんと盧さんとの音楽の架け橋が実現した瞬間でした。
←「かたち」を熱唱する 森進一郎さん |
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２００７・春の北鎌倉「匠の市」盧佳世さんの縁切り寺が結びの“えん”が４月１日、東慶寺で開かれました。会場の書院は５０人余りの聴衆で満席となりました。
コンサートが始まる前、都合で北鎌倉行きを断念した猪口氏に代わって筆者が森進一郎さんのメッセージを読み上げ、盧さんに手渡しました。
「すばらしい歌をこれからも歌い続けてください」といったメッセージに盧さんは感激していた様子でした。
←森さんのメッセージ伝達セレモニー
撮影 写真家 島村国治さん |
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コンサートには詩を書いた高木さん（ハンドルネーム・レヴィン）という青年の両親などが千葉県香取郡東庄町から訪れ、盧さんの歌う「かたち」や「悲しみの雨の中で」などの曲を聴いて、在りし日のレヴィンさんを偲んでいました。
レヴィンさんは２００３年に大型トラックとの交通事故で被害に遭い２６歳の若さで帰らぬ人となりました。レヴィンさんは生前、ホームページに多くの詩を綴っていました。
「かたち」などの曲名がレヴィンさんの詩に盧さんが曲をつけたものです。
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熱唱する 盧佳世さん 撮影 写真家 島村国治さん
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こうした歌は２００４年１２月に北鎌倉・建長寺で行われた第１回団塊サミット、北鎌倉「匠の市」が縁となって生まれたものです。
盧さんは第２回の岐阜（２００５年１１月）、第３回の丹沢（２００６年１２月）の団塊サミットにも連続出演しました。
実はこの丹沢サミットに「おおいた団塊くらぶ」幹事の猪口恒有氏が参加し、プロデューサー（仕掛け人）で北鎌倉湧水ネットワーク代表の野口稔氏（通信社・担当部長）や盧佳世さんと知り合い、それが縁で、今回の音楽交流が実現しました。
まさに縁切り寺が結びの“えん”です。
← 盧佳世さんに大分へお越し下さいとお願いする 筆者
撮影 野口稔さん |
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エフエム大分ではレヴィンさんの詩、盧佳世さんの音楽性、森さん（大分）と盧さん（北鎌倉）の音楽交流などにスポットを当て、４月１９日（木）１９：００から「ハイカラ食堂」のなかで放送することになりました。
盧佳世さんのプロフィール（野口稔氏・資料）
神奈川県川崎市出身。日本国籍で生まれたが、自分のルーツを隠さず生きたいと、両親（父親一世、母親ニ世）の祖国「Korea」の姓「盧」を名乗り戸籍も裁判で取得しました。
北鎌倉とは縁が深く、団塊サミットに連続出演。
「かたち」「悲しみは雨の中で」は北鎌倉「匠の市」が縁となって生まれた曲です。夢をあきらめないで希望を持ち続ける勇気、そして、マウム（こころ）を伝えることをモットーに音楽活動を展開しています。
←勇気、マウム（こころ）を伝えたい 盧佳世さん
撮影 写真家 島村国治さん
取材/文 渡辺隆司
撮影 写真家 島村国治さん
（撮影 野口稔さん）
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